北海道はとても広く、観光地もばらばらですよね。今回は、札幌市内の観光スポットについてご紹介します。どうぞ参考にしてみてください。

札幌市内観光

  • 札幌時計台・大通公園 → 北海道を代表する観光スポット。大通公園は四季ごとに花壇やイベントが変わり、散策に最適です
  • 北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎) → レトロな洋風建築が美しく、フォトスポットにも
  • 札幌ラーメン横丁 or 札幌市場 or ジンギスカン専門店 → 味噌ラーメン、海鮮丼、ジンギスカンなど北海道グルメを堪能できます
  • 白い恋人パーク →チョコレート工場見学やスイーツ体験。お土産探しにも最適です
  • 円山公園・北海道神宮 →自然豊かな公園内を散策し、北海道開拓を守る神様が祀られる神宮へ参拝
  • 藻岩山展望台(夜景) → 日本新三大夜景に選ばれた札幌の夜景を一望。ロープウェイ+ケーブルカーでアクセス
  • すすきの散策 →ネオンが輝く北海道随一の繁華街。居酒屋やスープカレー店、シメパフェなど夜の札幌グルメを堪能できます

 

札幌時計台

正式名称は 旧札幌農学校演武場。1878年(明治11年)、札幌農学校(現:北海道大学)の演武場(体育館)として建てられました。時計塔が取り付けられたのは1878年。アメリカ製の機械式時計を採用しており、今も正確に時を刻んでいます。

主な見どころ 外観(フォトスポット) 白い木造建築に赤い屋根と星のマークで、札幌らしいランドマーク的存在。 周囲は高層ビルに囲まれており、昔と今の対比が面白いポイントです。 内部(資料館) 1階:札幌農学校の歴史や開拓の歩みを展示。開拓使とクラーク博士に関する資料も。 2階:演武場(大ホール)。当時は体育の授業や式典に使われた空間で、木の温もりが感じられます。 時計装置 アメリカ・ハワード社製の機械式時計を使用。振り子式で、現在も手入れされながら稼働中。 正確さではデジタル時計に劣らず、140年以上動き続けています。  

 

○アクセス・基本情報○ 住所:札幌市中央区北1条西2丁目 アクセス:JR札幌駅から徒歩約10分、地下鉄大通駅から徒歩5分 開館時間:8:45〜17:10(最終入館17:00) 休館日:年末年始(12/29〜1/3) 入館料:大人200円、高校生以下無料

 

見学のコツ 外観撮影は午前中がおすすめです!ビルの影がかかりにくく、建物が明るく写ります。 夜間ライトアップも幻想的です♪日没〜22時ごろまで、昼間とは違う雰囲気を楽しめます。

 

大通公園

札幌市中央区にある 全長約1.5km・幅約100mの帯状の公園。東西に広がり、札幌市を「北」と「南」に分けるシンボル的存在です。西1丁目から西12丁目まで続き、広場・噴水・花壇・彫刻が点在しています。「札幌雪まつり」のメイン会場としても有名

  主な見どころ さっぽろテレビ塔(東端・大通西1丁目) 展望台から公園全体と札幌市街を一望できる絶景スポット 噴水(西3丁目・西7丁目など) 夏の涼しげな雰囲気を演出。特に西3丁目の「魚の噴水」が人気です 四季の花壇 春から秋まで花が植え替えられ、色とりどりの景観を楽しめます 彫刻作品 北海道出身の彫刻家・本郷新らの作品が並び、芸術散策も可能です  

 

アクセス・基本情報住所:札幌市中央区大通西1丁目〜12丁目 アクセス:地下鉄「大通駅」直結(札幌駅から徒歩約10分) 入園料:無料 滞在目安:30分〜1時間(イベント時は半日以上楽しめます)

 

観光のコツ テレビ塔展望台は夕方〜夜がおすすめ:日没のマジックアワーから夜景へ移り変わる瞬間が美しいです! イベント時期に合わせると特に楽しい:雪まつり、ビアガーデン、オータムフェストなどは札幌らしさ全開です♪ 近隣観光と組み合わせやすい:札幌時計台、赤レンガ庁舎、狸小路商店街も徒歩圏内です

 

北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)

明治21年(1888年)に建てられた、アメリカ風ネオ・バロック様式の洋風建築。 建設当時は北海道の政治の中心地として使われ、その後も長らく道庁舎として活躍しました。現在は国の重要文化財に指定され、一般公開されており、北海道の歴史を学べる資料館として利用できます。

主な見どころ 赤レンガの外観 約250万個のレンガを使用。屋根の上の八角塔や装飾窓が印象的。季節ごとの風景(雪景色・新緑・紅葉)と相性抜群で、写真映えスポットとして大人気です 内部展示 北海道の開拓の歴史や、明治時代の資料・絵画を展示。会議室や執務室を復元した部屋もあり、当時の雰囲気を感じられます 庭園(旧本庁舎前庭) 約1万株の樹木や草花が植えられた緑豊かな庭園。散策や休憩に最適で、市民や観光客の憩いの場となっています。冬はライトアップされることもあり、雪と赤レンガのコントラストが美しいです  

 

アクセス・基本情報所在地:札幌市中央区北3条西6丁目 アクセス:JR札幌駅から徒歩約10分、大通公園からも徒歩圏内 入館料:無料 開館時間:8:45〜18:00(時期や整備状況で変わる場合あり)

※現在の状況 老朽化に伴い、2025年度まで大規模改修工事中です。外観は見学できますが、内部公開は休止されています。 リニューアル後は耐震補強を行い、より安全に歴史的建築を楽しめる予定です。

 

観光のコツ 午前〜昼の時間帯に訪れると、建物全体が光に照らされて綺麗に撮影できます 冬は雪化粧した赤レンガ庁舎が特にフォトジェニック! 札幌駅・大通公園・時計台と近いので、徒歩で一緒に回るのがおすすめです

 

白い恋人パーク

北海道の銘菓 「白い恋人」 を製造する 石屋製菓 が運営する、お菓子とチョコレートをテーマにした観光施設。 お菓子工場の見学から、体験工房、スイーツが楽しめるカフェ、ヨーロッパ風の庭園や建物まで揃った「お菓子のテーマパーク」です

主な見どころ 製造ライン見学 ガラス越しに「白い恋人」の製造工程を見学可能です。焼き上がるクッキーやチョコレートを流す様子はワクワク感満点! チョコレートラウンジ 窓の外にはローズガーデン、室内はヨーロピアン調の内装。白い恋人パフェや限定スイーツを楽しめます スイーツワークショップ・ドリームキッチン 白い恋人にお絵かきしたり、オリジナルスイーツ作り体験ができます。子ども連れやカップルに大人気! チョコレート博物館 チョコレートの歴史や道具を展示しています。まるで美術館のよう! ローズガーデン(屋外) 夏には約200種以上のバラが咲き誇り、撮影スポットとしても人気です。冬はイルミネーションで幻想的な雰囲気に。 ショップ(お土産) 白い恋人だけでなく、限定の「白い恋人ソフトクリーム」や「ISHIYAオリジナルグッズ」も購入できます。工場限定商品もあるので要チェックです  

 

アクセス・基本情報○ 所在地:札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36 アクセス:地下鉄東西線「宮の沢駅」から徒歩7分 開館時間:10:00〜17:00(入館は16:00まで) 入館料(プレミアムファクトリーコース):大人800円、中学生以下400円(3歳以下無料) 所要時間:1.5〜2時間程度

 

観光のコツ 午前〜昼が混雑少なめ:午後は観光バス客が増えるため、早めの訪問がおすすめです お土産購入はここで完結できる:新千歳空港に行く前に買いすぎ注意! 冬はイルミネーションがきれい:夕方〜夜は光の演出でロマンチックです 大通公園や時計台から30分圏内:札幌市内観光とセットで回りやすい

 

円山公園

札幌市中央区にある市民の憩いの場で、明治期から整備されてきた歴史ある公園。 敷地内には「円山原始林」(国の天然記念物)もあり、札幌中心部とは思えないほど豊かな自然が広がります。 春は桜の名所として有名で、花見シーズンには多くの市民で賑わいます。

  見どころ 桜並木(4月下旬〜5月上旬) 約160本のソメイヨシノが咲き誇り、札幌屈指の花見スポット 北海道らしくジンギスカンを焼きながら花見をする文化も特徴的です 自然散策 原始林を歩くハイキングコースがあります。バードウォッチングスポットとしても人気です 円山動物園 北海道を代表する動物園。ホッキョクグマやアザラシなど寒冷地の動物が充実しています

北海道神宮

円山公園に隣接する北海道最大の神社。1869年(明治2年) に明治天皇の勅令で創建。 北海道開拓の守護神として、開拓三神(大国魂神・大那牟遅神・少彦名神)が祀られています。 1964年には明治天皇も合祀され、開拓・繁栄・家内安全などの御利益があるとされています。

見どころ 本殿・拝殿 雄大な自然に囲まれた神聖な空間。初詣や七五三、結婚式など地元民の信仰も厚いようです 桜と梅(5月上旬) 道内有数の桜名所。梅と桜が同時に咲くのは北海道ならではの光景です 祭事 毎年6月に行われる「北海道神宮例祭(札幌まつり)」は盛大なお祭りで、露店や山車行列が楽しめます  

 

アクセス・基本情報○ 所在地:円山公園  → 札幌市中央区宮ヶ丘3 円山公園パークセンター 北海道神宮 → 北海道札幌市中央区宮ヶ丘474 アクセス:地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩約5分(公園)~15分(神宮参道経由)

 

観光のコツ 春(桜の時期)と秋(紅葉の時期)が特におすすめです 円山公園+北海道神宮+円山動物園をセットで楽しめます 北海道神宮はお守りや御朱印も人気で、特に「開拓守」や「幸福おみくじ」が観光客に人気です 散策後は円山エリアのおしゃれカフェやベーカリーに立ち寄るのも◎

 

藻岩山展望台 もいわやまてんぼうだい-

標高531mの「藻岩山」の山頂にある展望施設。札幌市内を一望できる大パノラマが広がり、特に夜景は「日本新三大夜景(2015年認定)」の一つに選ばれるほど有名。 昼間は雄大な石狩平野や日本海まで見渡せ、夜は宝石を散りばめたような街明かりが楽しめます。

見どころ 大パノラマ夜景 山頂の展望台からは360度の景色。とくに札幌市街地の光の帯は「光のじゅうたん」と呼ばれ、とてもロマンチックです 恋人の聖地・幸せの鐘 展望台には「幸せの鐘」があり、カップルに人気!南京錠をかけて愛を誓う「愛の南京錠」スポットもあります レストラン THE JEWELS 山頂にある本格フレンチレストラン。ガラス張りの店内から夜景を見ながら食事でき、特別感があります

 

アクセス・基本情報所在地:札幌市中央区伏見5丁目3-7 アクセス:ロープウェイ+ミニケーブルカー(もーりすカー) ・地下鉄南北線「すすきの駅」または「大通駅」から市電に乗り換え → 「ロープウェイ入口停留所」下車(約20分) ・無料シャトルバス(約5分)でロープウェイ山麓駅へ ・ロープウェイ(約5分)で中腹駅へ ・中腹駅からミニケーブルカー「もーりすカー」(約2分)で山頂へ ※車でもアクセス可能ですが、夜間や冬季は混雑&路面凍結注意 利用料金:ロープウェイ+もーりすカー往復 大人1,800円、小人900円 営業時間:夏期 10:30~22:00、冬期 11:00~22:00(※年末年始は特別営業の為、要問合せ)

 

観光のコツ 夜景ベストタイム:日没30分後〜20時頃(人が多すぎない時間帯がおすすめです冬の夜景は空気が澄んで格別!暖かい服装必須です カップル・友人旅行に特に人気ですが、家族連れでも楽しめます すすきの・大通エリアからアクセスが良いので、夜の観光に組み込みやすいです

 

いかがでしたか? 今回は札幌市内を1日で歴史・自然・グルメ・夜景をバランスよく楽しめるスポットを紹介させていただきました^^ 他にも温泉施設や市場・カフェなどもあり、どんな楽しみ方をされたいかという目的によってプランも色々とカスタマイズできるかと思います。楽しく快適なご旅行になることを願っています♪